2000-01-14から1日間の記事一覧
soundcloud.com 街がゾンビで溢れてしまったからぼくはもう外に出ることはできない ぼくに食べ物を届けておくれよ何にも返せないけど やつらに噛まれたらぼくはぼくじゃなくなるんだ その方が幸せだってだれかが言ってた 気づくとみんなはゾンビになっていた…
soundcloud.com 初夢 君とね いたんだ空をね 飛んだり 歌ったり これから どこでも ゆこうよ ふわりと 優しい風吹いた ぼくらは 宙を舞う あわで たまにね 壊れて しまうよ うさぎの ぬいぐるみ 抱いて 静かに ベッドで ねむる ぼくらは金属バットを持って …
soundcloud.com 昨日はテレビを捨てた 観たくもないものばかり映すから 笑ってるふりをするのもうやめた 神様は僕なんて興味ないから こんなにも意味のないものばかりで作られた僕の形は あまりにも醜い化け物のように見える気がした 夜明け前の街の片隅で …
soundcloud.com 目を瞑って呼吸に意識を集中してみて ゆっくり吸って ゆっくり吐いて 音楽を聴きながら頭の中で想像してみて 鏡の前にたって自分の顔見ている ほっぺたにニキビくらいの穴が開いた その周りにも また穴が空いた 足元には沢山のアサガオの種 …
soundcloud.com ぼくは映画を観ている 君も映画を観ている ぼくは2人で観ている 君は1人で観ている ぼくは今も見続けてる 古い映画を観続けてる 君は映画を観ている ぼくの知らない映画を 君は映画を観ている だれかが死ぬ映画を
soundcloud.com ぼくはまっすぐに歩けない まっすぐに歩けないから君の手を離したよ いいの?いいよ 僕はそれでいいから 今はこれで許しておくれよ もう少し夢の中まどろんでいよう 大丈夫明日はまだ来てないから 鳴き方を忘れたあの鳥のように 君の顔に群が…
soundcloud.com いつだってそうさ 怪獣が現れるまでの 平和な時間はなかったことにされるの ひみつならここに隠してあるよと 教えても誰も知りたがらないのは もう孤独じゃないから 君は海を見て 世界は広いと言う 私はテトラポットの隙間を見て笑った 冷め…
soundcloud.com 切れかけた街灯 泣きじゃくる少年 君はうつむく 忌々しいと 生ぬるい風が 僕の体包んで優しくて 書きかけの手紙が夢だったみたいに消えてしまった 切れかけた街灯 泣きじゃくる少年 君はうつむく 忌々しいと 無意識の情動 感性の崩壊 まぶた…
soundcloud.com 新しい靴を買いに行こう 月面シューズマートは営業中 月行きの夜行シャトルを待つ停留所 静かに息を吸うと夜の味が苦い 吐いた白い息君の形になって僕に話しかける 最近どうなの 元気なの どうやら今日のぼくは頭がおかしいらしい 宇宙のこと…
soundcloud.com 仲よかった友達が自殺をしたらしい もしわたしがそこにいたら 彼を止めただろうか わからん 初めましての言葉で 別れをイメージする そんな生き方しかできないわたしです わたしです 穏便な言葉を探しては争い避けてきました 日記に呪いの言…