一陣の風が吹く僕はそれに身体を任せて走る一陣の風が吹く僕はそれに流されて走る一陣の風が吹く僕は風を感じなくなる一陣の風が吹く僕は風を呼べるようになる一陣の風が吹く風を感じたい人々が僕を呼ぶ一陣の風が吹く僕は風が何なのか気づく一陣の風が吹く…
気づくと僕は透明なアメーバだった。周りにいたアメーバは赤や黄色、青の色をしていて透明なのは僕だけだったから、周りにいるアメーバは僕と仲良くなんてなろうとしなかった。色の違うヤツとはみんな関わろうとしないから、ミクロの世界はとても厳しい世界…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。